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リフォーム現場レポート

Report

木製ドアにシリンダー錠を増設

2018.03.10

藤枝市のシリンダー錠の増設現場です。現在の住宅ではツーロック(鍵が2つ有る)が常識になりつつ有ります。今日はシリンダー錠を増やす作業を行いましたのでその手順をお教え致します。参考にして頂ければ幸いです。

増やす前の状態です。

取付位置を決めます。

写真ではわかりにくいのですが取付位置を鉛筆で記して寸法を測り、中心線を出します。

中心線の裏表にキリで少し穴あけておきます。
穴を開ける工具の刃が中心に差し込めてズレを防止する為です。

穴あけを行います。
写真ではわかりにくいのですが、刃が回転しています。

途中半分まで開けて次は裏から行います。

裏側から同じように穴あけを行います。

裏から穴あけを行い途中半分でやめます。

そうすると穴は貫通してないのがわかると思います。
あの工具での刃ではここまでです。次にインパクトドリルで残った厚みを円状に穴を開けて貫通させるのです。何故片側から1回で貫通させないのか、何故わざわざ表と裏に分けて、尚且つ真ん中の厚みを少し残して、道具を変えてまで少しずつ削るのか・・・わかりませんよね・・・こうすれば丁寧な仕事に見えるからです!実は1回で済むのです・・・

そんな訳は無いです!笑

全て意味が有るのでやっています。
でも説明しにくいので、疑問に思われる方は是非1回で貫通させて下さい。
きっとこのやり方でやってる意味がわかります・・・

貫通させた状態で、まだ凹凸が有るのでノミで削ります。

次にバックセットを取り付ける為にドア厚に穴を貫通させます。

凹凸をノミで取り除きます。

ラッチのサイズを測り鉛筆で記します。

鉛筆で記した跡。

その鉛筆線に沿ってカッターナイフで切り込みを入れていきます。

ノミで削りますので、カッターで切り込む意味がわかりますよね。

ラッチが納まる分くらいで、厚みをノミで削ります。

削れたらバックセットを納めます。

次にラッチ受けを取り付けます。

同じように寸法を測り、穴を開け、ノミで削ります

後は梱包部品のネジを締めて出来上がります。

ラッチ受けも取り付け。

完成です。

細かく説明させて頂きましたので、これで皆様もこの様にやればDIYでシリンダー錠の増設は可能なはず・・・な訳ないです!
熟練の職人でないと無理です。ノミで削ったり、穴あけ工具も必要ですし、工具を揃えるだけで、取り付け費を超えます。
弊社ではこの様な一般的なシリンダー錠で有れば取り付け費15000円ぐらいです。時間的に1時間30分くらいかな・・・
しかし防犯性を高めないといけないなんて日本も情けない国になってしまったもんだ・・・・・・

山下

  • 住所: 藤枝市
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